古い境界杭

暑い日が続きますね。

外作業時は、空調服を着て作業するんですが、暑いは暑いんですが、もう空調服無しでは外作業はできません。
ブログ、前々書けていなくて、これではいかんと思い立ち、久しぶりに書いています。
ブログって何書けばいいのか、いまだによく分からず、思いたったときに書いています。
このインターネット社会で、それではいけないといつも反省しています。

先日、現場測量時に久しぶりに区画整理時の換地杭(コンクリート杭)を見つけたので、こんなのだよーということで載せてみます。

 

中心部分が境界杭です。

分かりにくいかもですが、コンクリート杭の中心に丸のくぼみがあるのが、境界杭になります。昨年最初の測量作業時は地中に埋まっていましたが、建物取壊しと整地作業があり、地上に姿を現しました。

区画整理の図面を見ると昭和44年の作成だったので、昭和40年代に設置されたものと思われます。現在、令和4年ということで、50年以上残っていることになります。

古い境界杭ですが、土地の境界線を復元するのに、重要な杭です。依頼を受けた土地に発見すると、仕事の終わりが見えたように感じて、安心します。

土地家屋調査士の業務は、法務局の資料や役所の資料を調査したり、現場で杭を探すために穴を掘ったりと地味な仕事ですが、土地の歴史が垣間見えたりして、面白く感じる部分も多々あります。


間があきましたが、またこげなこっがあいもした風のブログを書いていきたいと思います。

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